どもども!
今回はボクの所有しているビンテージランタン
【デイツ(DIETZ)No.80 BLIZZARD】
のレストア全記録、第2話【本体のサビ確認とパーツ分解】になります。
デイツ80ハリケーンランタン レストア
前回はボクが実家から入手したデイツ(DIETZ)No.80ハリケーンランタンのレストア全工程についてお伝えしました。
大まかな工程については前回の記事を読んでいただけると把握できるようになっていますので、まだお読みになっていない方は是非お読みいただけると幸いです。
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ランタンのレストアに興味はあっても、デイツ(DIETZ)No.80については良くご存知ない方もいらっしゃると思いますので、まずはランタンのご説明から。
デイツ(DIETZ)No.80 BLIZZARD
DIETZランタンNo.80
DIETZ No.80 BLIZZARD はハリケーンランタンと呼ばれるもので、
トップフード(てっぺんの傘部分)下の空洞から外気を吸気し、
ランタン内部で空気を循環させることでホヤ(ガラス部分)内部に酸素を供給しています。
出典:PHARUS
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それはハリケーンランタンという名前の由来にも関係します。
ハリケーンランタンはその名の通り、
嵐(ハリケーン)の中でも灯りが消えない
ので、別名ストームランタンともいいます。
従来のランタンは、空気を取り込む際に吸気口がバーナーの下部に設置されていました。
(火によって上昇気流が生まれ、火の下側から吸気すると空気の循環効率が良いため)
この状態だと、嵐(ハリケーン)のような状況では火が安定しないという欠点があったのですが、
先ほどご説明したように、ハリケーンランタンは吸気した空気が構造上循環するように設計されているので、
少しの風では吹き消されにくいようになっています。
また話が長くなっちゃうのでランタンの説明はこれくらいにして、続いては作業記録に参ります。
本日の工程【本体のサビ状態の確認とパーツ分解】
前回記事をご覧になっていただけると、デイツ80のレストアは既に完了しているのが分かると思います。
ですが全ての工程を一度にご説明するのは少々大変なので、いくつかの記事で数回分に分けて解説していきますのでよろしくお願いします。
そして今回の内容なんですが、
step
1本体の錆状態の確認作業
まずはサビがどの程度侵食しているのかを確認していきたいと思います。
まずは前回もお見せした問題のランタン【DIETZ No.80 BLIZZARD】です。
サビの確認の以前に、「どこがサビてないの?」くらいサビているので、すでにボクのテンションはダダ下がりでございます。
▼トップフード上のフックも青くなっていますねぇ。
こういうのを「青錆(あおさび)」と言いますが、
他にも『緑青(ろくしょう)』と言ったりもするそうですよ。
見たまんま、アオミドリ色に変色するのがその表現の由来だそうです。
青錆は金属が水分によって経年的に酸化することで発生します。
▼ボディタンクにはBLIZZARDの刻印がしっかりとしてあります!
▼バーナー部分の芯送り出し用のハンドルは錆がひどくて回りませんでした💦
▼このままでもアンティークと言えばアンティークだよねwww
▼汚れて見えにくいとは思いますが、ホヤにはガラスの陽刻で『DIETZ』の文字が!
▼バーナー部は本当にサビが酷くて、正直パーツを買いなおす覚悟が必要なレベルですwww
▼トップフードを持ち上げると、中までしっかりとサビていますね!
step
2パーツの分解作業
それでは重い腰を上げて、いよいよパーツの分解作業をしていきます。
可能な限りパーツを分解して、パーツの隙間のサビまできっちり除去するのが狙いなのと、
パーツ自体に不具合箇所がないかを確認していきます。
▼まずはホヤを外して確認します。
いかに長年触っていなかったのか…
少しパーツを動かしただけでサビの粉がボロボロと落ちてきます💦
ホヤの台座部分ももれなくサビていました!
▼近くで見ると凄いでしょ?www
バーナーパーツは反時計回りに少しスライドすれば外れました!
▼バーナーパーツを外すとタンク内部の確認が出来ます。
溝部分のサビが酷い!!
(しかも汚い!)
タンク内部は外気に触れていなかったためか、比較的軽微でした。
でも中途半端にサビが残っていてもオイルにサビが混ざっても嫌なんで、コチラのサビ落としも必要ですね・・・。
他のパーツ類も基本的にはジョイント部分に爪が付いているので、先端の鋭利なラジオペンチなどを用意しておくと便利ですよ♪
こんな時にあると便利♪
安いのなら200円くらいでありますが、緩衝するバネが弱かったり、グリップがいまいちだったりするので、適当なのを選びましょう!
▼そして一番苦労したのが給油口のキャップ!
マジで何をしてもビクともしない💦
いくら何をしても全くビクともしないので、さすがに潤滑剤が必要だと判断しました。
ボクが購入したのはコチラ!
こんな時にあると便利♪
潤滑スプレーと言えばコレでしょ!
▼夜になってしまったので、屋内でやっていきます。
うちのワンコ”ゾフィくん”のおトイレ(シート)を少々お借りしています💦
▼うちのカワワンコのゾフィくんとそれを狙うダイフクちゃん(猫)です。
▼可愛すぎてワタクシめだゆん溺愛しております!
▼話が逸れましたが、潤滑スプレーをシュッシュッと吹きかけていきます。
プライヤで固定して一気に回していきます。
こんな時にあると便利♪
▼かなり苦労しましたが、大まかなパーツは全て外せたと思います!
本日の作業はここまでです(*^^)v
こんな面倒なことはしたくないという方は是非新品をご購入下さいませ。
【デイツ(DIETZ)No.80 BLIZZARD】
DIETZランタンNo.80
ちなみにデイツ(DIETZ)ランタンにもいくつか種類があります。
特に人気のモデルがデイツ(DIETZ)78ハリケーンランタンです。
コチラのランタンについてはボクの友人の
イソログさんが詳しく解説してくれていますo(^▽^)o
▼バナーをタップしてイソログTopへ
デイツ78 ハリケーンランタンの使い方やオススメ収納ケースを徹底レビュー【DEITZ】
しかも超お得にデイツ(DIETZ)78ハリケーンランタンを手に入れる方法まで解説してくれていますので、
オイルランタンをお得にデビューしたい方は是非ご覧になってくださいね♪
ではまた次回もお付き合いいただけると幸いですww
是非お楽しみに♪
それでは皆さん、良きCAMP LIFE を~☆
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おしまい٩(๑❛ڡ❛๑)۶
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