スタンレー【キャンプクックセット0.7L】はバックパック系ソロキャンパーにオススメのクッカーです。
少々クセのるクッカーですが、とにかくコンパクトに携行したい方にはかなりオススメ!
今回はそんな【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】をレビューしていきますよ~!!
スタンレー キャンプクックセット0.7L レビュー
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「やっぱり道具の携行性は重要ですよね!」
どもども!
めだゆんブログ、めだゆんです。
キャンプ道具と一言で言っても、人によってそのこだわり方は様々…。
ビジュアル的なことも重要ですが、キャンプというアウトドア環境に適した使いやすさ、機能性もやはり超重要ですよね。
特にバックパックキャンパーならいかに荷物をコンパクトにできるかでキャンプで持ち運べる荷物量が変わってくると思います!
つまりキャンプで沢山の道具たちに囲まれて幸せな時間を過ごすためには「ギアの選定」がとても重要になってきます!
じ━(ㅍ_ㅍ)━・・・
それでは本題に参りましょう💦💦💦
スタンレー キャンプクックセット0.7L スペック
■SPEC.
スタンレー キャンプクックセット0.7L はこんな製品
今回ご紹介するキャンプギアは真空ボトルが人気のブランド「スタンレー」の【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】という製品です。
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まずは【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】の外観について。
この製品が気になっていらっしゃる方はすでにご存じのビジュアルかと思いますが、【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】は深型タイプのクッカーになります。
製品のフロント部分には「STANLEY」のロゴ。キャンパーさんならこのロゴにトキメク方も多いのではないでしょうか。
製品ラベルは簡単な仕様書になっています。
本体にはアウトドアの調理にも便利な目盛りが印字されています。
バックパックではわざわざ計量カップなどを持ち運ぶ余裕はないので、目盛り付きのクッカーはとてもありがたい…
蓋は折り畳み式のハンドルで固定される仕組みです。
このように傾けても落ちません。
蓋には湯切り穴が付いていますので、このクッカーがあれば湯切りが必要な料理にも対応できます。
内容物ですが、クッカー本体の中にカップが2つ入っています。
構成としてはかなりシンプルですが、ちょっとした料理やスープなどもこのカップで取り分けて食べることが出来ますね。
スタンレー キャンプクックセット0.7L 使用感
先日キャンプに出掛けた際に実際に使用してみましたのでその感想をお伝えします。
スタンレー キャンプクックセット0.7L 良かったところ
まずは【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】を使用して良かった点について。
良かったところ
- ナルゲンステンレスボトルがスタッキングできる
- パッキングしやすい
ナルゲンステンレスボトルがスタキングできる
僕が【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】を購入したのには経緯があります。
クッカー購入前の前提条件として、パッキングの際にとある課題がありました。
めだゆんの課題
水の携行をどうしようか…
実はバックパックキャンプを始めてからは水はペットボトルで持って行っていました。
もちろんペットボトルは軽いし道中でも手軽に手に入るので困ってはいなかったんですが、どうしても予てより欲しい製品があったんですよね。
それは[Nalgeneステンレスボトル]です。
注意ポイント
[Nalgeneステンレスボトル]は形状が2種類あります。僕が購入したのはバックパッカーモデルで底面がすぼんでいるタイプのボトルです。
僕はブッシュクラフト系のキャンプスタイルに憧れているため、ステンレスやチタンなどのボトルにとても興味があったんですよね。
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(製品の素材や形状にもよりますが)このまま火にくべてお湯を沸かしたり湯たんぽ代わりに使ったりと、金属製のボトルへの憧れがとても強かったんです。
ですがウォーターボトル + クッカーとなると荷物はかさ張ります…
そんな折に海外のSNS投稿で[Nalgeneステンレスボトル]と【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】がスタッキングされた写真を見つけました。
そうです!
【キャンプクックセット0.7L】には[Nalgeneステンレスボトル]がバッチリ収まります!!
※キャンプクックセットとスタッキング可能なのはバックパッカーモデルの[Nalgeneステンレスボトル]です。
ちなみにこれまで僕が使用してきたクッカーは
- キャンプセット5(太田金属)
- 戦闘飯盒2型(MOOSE ROOM WORKS)
- 16㎝アルミ鍋(100均)
もちろん調理面のことを考えると上記したクッカーの方が断然扱いやすいと思います。
ですがどうしても
【キャンプクックセット0.7L】と[Nalgeneステンレスボトル]の組み合わせがカッコ良かった…
なので、理屈じゃなく購入することに決めました。
そう、理屈じゃないんですよ。
パッキングしやすい
「理屈じゃない」なんてことを先んじて申し上げていますので
と思われてしまったかもしれませんが、良かった理由もちゃんとあります!
先にお伝えしたようにこれまではいわゆる鍋型(浅型)のクッカーを持って行ったのですが、
【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】の縦長形状(深型クッカー)はとてもパッキングしやすいです。
キャンパーさんはあまりクッカー形状へのこだわりがある方は多くないかもしれませんが、登山系のバックパッカーの方であれば深型クッカーがパッキングしやすい形状であることをご存じかと思います。
深型クッカーでも簡単なソロ用の調理は十分可能ですし、何よりもコンパクトに持ち運べるのは嬉しいポイント。
当然ながらバックパックのパッキングでは道具一つ一つの大きさや重さが積み重なっていきます。
重さも重要ですがサイズ感や形状もかなり重要で、「これくらい」と思っていると直ぐに荷物がパンパンに膨れ上がっていきます。
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その点において深型の【キャンプクックセット0.7L】はとてもパッキングしやすいです。幅を取らないクッカーなのでザックの隙間に入れやすいです。
調理の用途は限られますが、即席めんや湯せん調理、簡単な湯沸かしなどソロキャンプには必要十分。
[Nalgeneステンレスボトル]とスタッキングが可能というだけでなく、小さいタイプのOD缶(110缶)もスタッキングできます。
またコンパクトなシングルバーナー(SOTOのアミカス)なども入れて持ち運ぶことも出来ます。
さらにさらにGSIのポット[グレイシャーステンレス ボトルカップ L]もキャンプクックセットの外側に重ねられます!
スノーピークの[トレック700]も!!
何はともあれ、スタッキングできるアイテムを探すのが楽しいですね!(必死感)
スタンレー キャンプクックセット0.7L 悪かったところ
続いては【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】を使用していまいちだった点について。
いまいちなところ
- 収納時にハンドルが出っ張る
- 調理しにくい
- 安定性が悪い
収納時にハンドルが出っ張る
ここまでスタッキングの話を散々してきましたが、実はパッキングの際にとある問題があります。
それはハンドルの付け根部分(折れ曲がっているところ)は少し外側に出っ張っているのでバックパックから出し入れするときに引っかかったりします。
また【キャンプクックセット0.7L】は[Nalgeneステンレスボトル]をスタッキングできるのですが、ボトルを重ねた状態でハンドルを畳むと干渉します。
スタッキングの満足度が高いので僕は納得していますが、これは致命的。
購入前から分かってはいたのですが、ハンドルを改造するのも今のところ面倒なのでそのまま使っています。
今後の使用状況を見てハンドルの加工は検討してみようと思います!
調理しにくい
先にもお伝えした通り深型のクッカーは直径が狭い形状のため、調理する内容によってはかなり使いにくいクッカーだと感じました。
即席めんも半分に割らないと入りません。
キャンプでもしっかりとしたお料理をしたい方はやはり万能な浅型クッカーを選んだほうが良いです。
【キャンプクックセット0.7L】は僕のように調理する内容やバックパックのパッキングに合わせてクッカーを変えたいという方にはオススメですが、一つのクッカーで色んな調理に対応したいという方であればすでにいくつかスタッキングされているクッカーセットをオススメします。
安定性が悪い
これも深型クッカーのデメリットになりますが、底面の径が狭いのでバーナーゴトクの上や簡易的なゴトクの上では不安定になりやすいです。
僕は先日bushcraft essentialsのウッドストーブ[bushboxXL チタン]を購入しました。
この製品にはゴトク代わりになるトライベットというステンレス製の細長いプレートが付属しますが、これは簡易的なゴトクにもなる仕様です。
どうでしょうか。全然無理でしょ😅
僕はコレを見越してbushbox購入時にオプションのユニバーサルグレート(ステンレス製のパンチングされたプレート)も一緒に購入していたので使用には問題ありませんでした。
【キャンプクックセット0.7L】の購入を検討する際にはご自身の使用環境を想定しておいてください。
バーナー類のゴトクあるいはバーナースタンドなど、お手持ちの装備(あるいは購入を予定しているもの)との相性が超重要ですよ!
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おわりに
今回のおさらいですが、
良かったところ
- ナルゲンステンレスボトルがスタッキングできる
- パッキングしやすい
いまいちなところ
- 収納時にハンドルが出っ張る
- 調理しにくい
- 安定性が悪い
僕の場合、【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】を購入した一番の理由が[Nalgeneステンレスボトル]をスタッキングしたかったからなので全く後悔はしていませんが、純粋にクッカーのみでご購入をご検討されているのであれば今回ご紹介したデメリットも是非頭の片隅に置いておいてください。
繰り返しますがスタッキングできる[Nalgeneステンレスボトル]はバックパッカーモデルの底面がすぼんだタイプです。【キャンプクックセット0.7L】のハンドル収納時にはボトルと干渉するのでハンドル改造までしたくない方にはこのセットはオススメしません。
【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】は容量が700mlあるのでソロには十分ですし、何よりもクッカーとボトルがスタッキング(一部問題あり)出来るなんて素敵過ぎますよね!!(必死感)
お伝えし忘れていたのですが、【キャンプクックセット0.7L(STANLEY)】はミリタリー系のボトルホルダーに収納可能です。
ミリタリー系バックパックがお好きな方はコチラの記事も是非読んでみてくださいね♪
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本日はこれにて✋
皆さん素敵なキャンプライフを~☆彡
おしまい٩(๑❛ڡ❛๑)۶
今回ご紹介した製品
キャンプクックセット0.7L(STANLEY)
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