シアンバード(TCBC15FS20PROC)特徴
それでは機能面を確認しつつ、個人的に感じたBENRO【シアンバード】の特徴をお伝えしていきます。
シアンバードの特徴
- 「カメラ三脚」「ビデオ三脚」の良いとこどり仕様
- メカメカしい見た目がカッコいい
- 可動部が多く設定バリエーションが豊か
- 携行性にも優れ,耐荷重(4.5㎏)でミラーレスに調度良き
「カメラ三脚」「ビデオ三脚」の良いとこどり仕様
まず超・超大前提なんですが、この三脚は「カメラ三脚」と「ビデオ三脚」の良いとこどりということで話題の三脚なんです。
カメラ・ビデオ三脚の違いは?
「カメラ三脚(写真用三脚)」は固定して撮影することを目的としているので、主に固定性を重視した設計。
「ビデオ三脚(動画用三脚)」は動く被写体を滑らかに撮影することを目的としているため、可動部の滑らかさや動きの自由度を重視した設計。
ですが今回ご紹介するBENRO【シアンバード】はそのどちらも両立してお使いいただける!ということで、今界隈ではとても話題になっている製品なのです。
先にもお伝えしたように、ボクはSNS用に写真や動画を作成する目的で三脚が必要だったため、カメラ三脚とビデオ三脚が両立しているBENRO【シアンバード】が最高に刺さった製品でした!
この製品が気になった方の中にはボクと同じ目的で三脚を検討していらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしそうであればかなりオススメできますよ。マジで。
メカメカしい見た目がカッコいい
中々機能面に辿り着きませんが、それだけ魅力ある三脚ということで・・・
三脚はあくまでも道具ですのでそこまでビジュアルにこだわりをも持つものでもないのかもしれませんが、、、
どうですか!カッコいいでしょ!(圧)
雲台のメカメカしさに惚れ惚れしますね。
機能的な部分は後述しますが、青色の塗装もツヤ感があって高級感をただよわせています。
そして脚部にご注目!
脚部は全5段の伸縮が可能で、レバー式ロックが採用されています。
サイズ
435mm(格納高)
1525mm(全伸高)
ナット式ロックがスタイリッシュでカッコいい印象ですが、ボクは見た目にも分かりやすいレバー式ロックが好みです!
▼写真のように全てのレバーをまとめてロックすることも出来るので扱いやすい設計になっていますよ!
脚部についてもう一点。
脚部パーツは典型的な円柱状(筒状)ではなく、少し幅のある楕円形になっています。
コレは耐風性を向上させるための設計のようで、カッチリとカメラを支えてくれる仕様です!
脚部の展開(伸縮)も滑らかで操作性も良いですよ!ホントに。
可動部が多く設定バリエーションが豊か
ここからがようやく機能面についてのお話。
まずは基本的な雲台の可動性についてご紹介していきましょう。
クイックシューはアルカスイス互換
クイックシューには過度なスライドを防止するストッパー(裏側に2つ)付いていますので、ストッパーの間にはまり込む手ごたえがあるため、感覚的につけ外しの操作も行いやすいです。
▼水準器は雲台側と三脚側の両方に完備されています。
パン棒は設置個所が選べる仕様
続いてはパン棒についてですが、
▼パン棒はネジ式で付け外しが可能です。
▼このパン棒なんですが、本体アーム部分に角度が切ってありますので
任意の角度でパン棒を固定できるようになっています。
雲台の可能部
続いては雲台の調整について。
▼まずは雲台を上下させるエレベーター部分。
レバーロックを引き上げれば簡単に上下することが可能です。
▼こちらは雲台で最も下部の可動部(パン)です。
▼もう一段上に上がるとチルトロックつまみがあります。
▼チルトロックつまみの対側にボールロックつまみがあります。
▼さらにさらに、クイックシューとの接続部(台座)にもパンが付いています!
これだけ自在に動いてくれると三脚を使った撮影作業も捗りそうですね!
他にもギミックが満載
BENRO【シアンバード】には他にも様々なギミックが隠されています。
先ほどご紹介したパン棒ですが、
▼パン棒には六角が格納されています(マグネットでくっつく仕様)
▼この六角でパン棒を雲台から取り外すことが可能です。
▼1/4インチネジで別の場所にパン棒を移動することが出来るので、
▼一番上の可動部に接続すると動画のように使うことも出来ます。
▼1/4インチのネジ穴は各所に切ってありますので、パン棒はお好みの配置で組み立てることが出来ます。
パン棒のギミックはまだあります。
▼パン棒の先端のノブ、実は・・・
▼こちらも外すことが出来ます。
▼このノブも1/4インチネジに対応していますので、各所に設置が可能。
▼いたるところにネジ穴が切ってあるので
色んな場所に取り付けが可能です。
ノブにも数カ所ネジ穴が付いていますので、1/4インチネジ対応のカメラアームを増設してスマホを取り付けたりマイクを取り付けたりと、本当に様々な使い方が可能だと思います!
▶ギミックはまだあります‼是非続きをご覧ください!